中央競馬は農林水産省が運営、地方競馬は各地の自治体が運営しています。 収入が大きく違う中央競馬と地方競馬

最終更新日:2023年11月27日

中央競馬と地方競馬の違い

日本地図のクレイアート

競馬には、大きく分けて「中央競馬」「地方競馬」があります。

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それぞれの大きな違いは運営の問題で、中央競馬は農林水産省(国)が運営していて、地方競馬は各地の自治体が運営しています。
そのため、馬券などによる売上は中央競馬は国の収入になり、地方競馬は運営する地方自治体の収入になります。

中央競馬と地方競馬の規模の違い

中央競馬と地方競馬の決定的な違いは運営規模と開催地です。
中央競馬は北は北海道、南は九州まで全国各地に競馬場を持っていて、季節ごとに開催場所が変わっていきます。
馬券購入は競馬場やインターネット購入をはじめ、全国に場外馬券売り場(WINSなど)が設定されています。

それに対して地方競馬は、原則ひとつの競馬場のみで運営されています。
馬券購入は競馬場のほか、地方競馬用の場外馬券売り場やインターネットにも対応していますが、全国規模の中央競馬と、地域密着型の地方競馬は規模や収入が大きく違います。

地方競馬は原則ダートのみ

中央競馬の花形レースの大半は芝コースで行われます。(例;日本ダービーなどのクラシック、有馬記念などのドリームレース、ジャパンカップなど)
それに対して地方競馬は盛岡競馬場など一部の競馬場を除いて芝コースの用意がなくダートのみで行われます。
ダートしかない理由は次の通りです。

・芝コースは維持費がかかる
・ひとつの競馬場で運営しているので、複数の競馬場で開催場所を変えていく中央競馬と違い、芝を休める暇がない
・競走馬も調教の資金がなく、芝コース用の練習ができないので出走馬が集まらない

中央競馬と地方競馬のレベルの違い

中央競馬と地方競馬を比べると、当然中央競馬の方がレベルが高いです。
その理由は当然、中央競馬の方が規模が大きく賞金が高いため、優秀な馬が集まってくるからです。
競馬はブラッドスポーツと言われ血統が重要です。

良い配合の血統馬は中央競馬に集中して、地方競馬は種付料が安い種牡馬やセリの価格が安い繁殖牝馬に限定されます。
さらに、調教環境も東と西(栗東と美浦)にトレセンがある中央競馬に対して、地方競馬はトレセンがなく競馬場で調教する事がほとんどです。
そのため、中央競馬の方がレベルは高くなっています。

中央競馬と地方競馬の壁は低い

中央競馬と地方競馬は頻繁に交流競走を行っています。
また、地方競馬出身でも力がある馬は中央競馬に出る事もできます。
これまでもオグリキャップをはじめ地方競馬出身で中央競馬のG1を勝った馬も複数頭います。

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