競馬初心者にもわかる「新馬戦」の特徴と伝説のデビューレースをご紹介!
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競馬ファンの間で「伝説の新馬戦」として語られているレースもあります。

伝説のデビューレースも!競馬の「新馬戦」をとことん解説

新馬戦とは、競馬初出走馬のみが出れるレースのことです。「ディープインパクト」や「サイレンススズカ」がそうであったように、後に活躍する名馬には鮮烈な勝利でデビューを飾った馬が多くおり、伝説として語り継がれています。

新馬のみが出れるデビュー戦

新馬戦に挑む馬

新馬戦とは、その名の通り初出走の新馬のみが出れるデビュー戦のことです。
日本ダービーの翌週からはじまり、翌年3月の高松宮記念の前週まで開催されます。
まさにダービーを1年の区切りとしたサイクルで、競馬は行われていると言えます。

JRAでは、新馬戦のことを「メイクデビュー○○」の愛称で呼んでいます。
また、新馬戦のシーズンが終わったあとにデビューするケースがあります。
この場合は、未勝利戦に出走することになり、デビュー初戦で経験馬とレースを行います。
そのため同条件の新馬戦より難易度は高いと言えますが、新馬戦シーズン中であっても未勝利戦を選択するパターンもあります。

1勝重み

競走馬にとって新馬戦に勝つことはとても重要なことです。
「新馬勝ち」と言う言葉もあるように、デビュー戦を勝利で飾ることは、とても名誉のあることなのです。
新馬戦を勝ち上がると、次は「500万円下クラス(1勝クラス)」へ進みます。

一方、2着以下に破れた馬は、「未勝利クラス」に分類され、基本的に未勝利戦で初勝利を目指すことになります。
「1勝」と「未勝利」とでは大きく異なり、大変重要な意味を持っています。
競走馬はとにかく「1勝」できることを目指します。

また、新馬戦のシーズンが終わったあとにデビューするケースがあります。
この場合は、未勝利戦に出走することになり、デビュー初戦で経験馬とレースを行います。
そのため同条件の新馬戦より難易度は高いと言えますが、新馬戦シーズン中であっても未勝利戦を選択するパターンもあります。

名馬は新馬戦でも衝撃的

後に活躍する名馬には、新馬戦から鮮烈な勝利でデビューを飾った馬が多いです。
日本近代競馬の結晶と言われる「ディープインパクト」も、新馬戦で上がり3ハロン33秒1という他馬とは次元の違う脚を魅せ、2着のコンゴウリキシオーに4馬身の差を付けての快勝。
まさに「衝撃的」なデビューでした。
ちなみにコンゴウリキシオーはその後安田記念でも2着となる素質馬です。

異次元の逃亡者との異名を持つ「サイレンススズカ」も強烈なデビューを飾っています。
2着のパルスビートに7馬身差をつけての圧勝で、陣営によると新馬戦でデビューさせるのではなく、いきなり500万下条件の特別競走に出走させるという考えもあったようです。
圧倒的な大逃げというレーススタイルで注目され、後に宝塚記念を制覇します。

サイレンススズカと伝説の毎日王冠で対決することになる「エルコンドルパサー」のデビューは、ダートの新馬戦でした。
最後方からのごぼう抜きで、後の京成杯優勝馬マンダリンスターに7馬身差をつける圧勝でした。
エルコンドルパサーは後に芝へ転向し、ジャパンカップ制覇をはじめ大活躍します。
中でも凱旋門賞での半馬身差の2着惜負は今でもファンの記憶に強く残っていることでしょう。

伝説の新馬戦

そして「伝説の新馬戦」として語り継がれているレースがあります。2008年10月26日に京都で行われた新馬戦。

1着「アンライバルド」(皐月賞、スプリングS優勝)
2着「リーチザクラウン」(マイラーズC、きさらぎ賞優勝)
3着「ブエナビスタ」(ジャパンCなどG1を6勝)
4着「スリーロールス」(菊花賞優勝)
5着「エーシンビートロン」(サマーC優勝)

という、説明不要のそうそうたるメンバーで行われた新馬戦です。
後の活躍を考えると、まるでG1レースのようですね。

伝説の新馬戦

デビュー戦は破れたものの、その後大活躍する名馬もいます。
2018年の年度代表馬に選ばれた牝馬三冠馬「アーモンドアイ」の新馬戦は2馬身も差をつけられての2着に敗れています。
シャドーロールの怪物と呼ばれた中央競馬史上5頭目の三冠馬「ナリタブライアン」も、後にジャパンカップ連覇を果たす牝馬三冠馬「ジェンティルドンナ」も新馬戦では敗れています。

数多くの名レースや衝撃的なレースが、新馬戦で行われてきました。
気になる馬をデビューからダービーを目指して追い続けるのも、競馬の楽しみ方のひとつです。